前回の購入したガジェットの話で紹介したStreamdeckXLとパチモン(Streamdock)のお話。
Stream Deckってなに?
Stream Deck(ストリームデック)は、 配信や作業をボタン一発で効率化できるカスタマイズ可能なキーボードのようなガジェットです。
それぞれのボタンにアプリやマクロの起動、音量調整、ショートカット操作などを自由に割り当てられ、 しかもボタン自体が液晶表示でアイコン付き。視覚的にも非常にわかりやすいのが特徴です。
配信者向けと思われがちだけど…?
配信者専用と思われがちですが、パソコン作業の多い人にもおすすめ。 私は左手デバイス(TourBox)を併用しているので、そちらでショートカット操作をしているのですが、 Stream Deckを左手デバイス代わりに使うのも全然アリだと思います。
また、追加アプリも豊富で、タイマーやスリープ、OBS操作、VTube Studio操作なども追加アプリで対応可能。 有志による便利なアプリも多く、探す楽しさもあります。
使用例:私のStream Deck XL活用法
デフォルト画面
起動時のデフォルト画面には、日常的によく使う操作をセットしています。
スクリーンショット:押すとすぐに範囲選択が始まるのでスピーディ
スピーカー切り替え:通話時はヘッドホン、それ以外はスピーカーという使い分けがワンボタンで
PCスリープ:基本スリープなので重宝。電源OFFもできるけど誤爆が怖いので入れていません。
配信開始:配信関係のアプリをまとめて起動するボタン。クリック連打から解放されます

各ショートカット(Game)はこんな感じ↓

プロファイルって?
Stream Deckのプロファイル機能は、特定アプリを起動したときに自動でページを切り替える機能です。 たとえば、CLIP STUDIOを起動したらCLIP STUDIO用のページに切り替える、といった使い方。
ただ、私の場合は常にアプリを立ち上げっぱなしなので自動切り替えは使っておらず、 気分の切り替えや用途別に、ほぼフォルダのような感覚でプロファイルを使っています。
CLIP STUDIO(クリスタ)
主要ショートカットはTourBoxで操作しているので、色取得やクリスタ以外のアクションをStream Deckに。
色取得などはペンからマウスに持ち替える必要があるため、Stream Deckに置いておくと楽。

配信
これこそStream Deckの真骨頂。
キーボードでショートカット操作なんてやってられない。
OBSやVTube Studioとはアカウント連携できるので、 登録時はアプリ内の機能名を直接選べる=設定が簡単です。

Blender
Blenderは使い始めて日が浅いのでテンキー代わりに使用。
主要な操作はTourBoxに任せて、”10″や”90″などの数値入力をStream Deckに割り当てています。

ブログ
これは想定外でしたが超便利。
見出しや段落のフォーマットをワンボタンで挿入できるようにしています。

一部ショートカットキーのない操作も、↓の様にコード入力で対応できて革命的。

パチモン(Streamdock)ってどう?
私が最初に買ったのはこちら
見た目も操作感も正規品そっくりで、追加アプリも似たようなものが並んでいます。 一部動かないアプリもありましたが、基本的な動作には問題なし。(本家の方が見た目に少し高級感がある)
ただし、OBSやVTube Studioとのアカウント連携は非対応。 ショートカットキーで代用する形になります(機能的には可能ですが手順が違う)。
本家にはない機能として、右端に日にちや天気を表示できるディスプレイがついている点は好印象。 15ボタンモデルで済むなら、コスパ面ではアリかもしれません。
本家Stream Deckの利点
圧倒的なレパートリー
現在、XLサイズ(32ボタン)は本家にしかありません。
ボタン数の多さは正義。 細かいやりくりなしで操作を一括管理できるのは大きな強みです。
ダイヤル付き(最近はパチモンでも出始めている)や足で押すやつとかあってそれらを1つのアプリで管理できるのは便利だと思う。
サポートと信頼性
大手のElgato製なので、サポート面やファームウェアの安定性に安心感があります。
情報の多さ
使い方や便利アプリの紹介など、検索すれば大量に出てくるのも大きなメリット。
パチモンは情報が少なく、困った時に頼れる情報が少ないです。
結論:買いか?どれを買うべきか?
買い?
→ 必須ではないけど、PC作業する人には強くおすすめ! ゲームやブラウジングだけなら不要ですが、作業効率を上げたいならあると便利。
買うなら?
→ 理想は多ボタンの本家『Stream Deck XL』
価格を抑えたいなら15ボタンのパチモンでもOK。追加アプリはほぼ模倣されてそうだけどないやつもあるかもしれない。
個人的には、
- ダイヤル付きモデルは利点を感じず
- ボタンが少ないと物足りない(15ボタンは欲しい)
なので、ボタン数重視で本家XL推しです。
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