インストール不要、ブラウザを開くだけで3DモデリングができるWebアプリ「3D CAD」を公開しました。
私自身が、3Dプリンター用にモデルを作っている時にこんなのがあればなと考えながら作りました。
現在デモ版として公開中です。 基本的な機能は一通り使えますが、今後も改善・機能追加を予定しています。バグがあればコメント、DMいただければ助かります。
2026年10月14日にアップデートしました。不具合の修正と機能の改良をしています(内容は記事の後半にまとめています)。
下のボタンからぽちっと起動できます。
3DCADを開く役に立ったよって方は、左下のボタンからから珈琲を送っていただければ励みになります。

どんなアプリ?
ブラウザ上で動作する3Dモデリングツールです。立方体や球体などの基本図形を組み合わせて、3Dモデルを作ることができます。
主な機能
9種類のプリミティブ
立方体・球体・円柱・円錐・トーラス・平面・正二十面体・チューブ・ネジの9種類の基本図形をワンクリックで配置できます。

ブーリアン演算
2つのオブジェクトをShift+クリックで選択して、和(合体)・差(くり抜き)・積(重なり部分のみ)の演算ができます。差は「1つ目に選んだもの − 2つ目に選んだもの」になります。穴を開けたり、複雑な形状を作るのに便利です。演算した結果も、元に戻す・保存・再読み込みでそのまま残ります。

個人的こだわりポイント
ネジモデル — ネジ穴を簡単に開けられる
プリミティブにネジ形状を用意しています。これは「ネジそのもの」を作るためというより、ブーリアン演算の「差」と組み合わせて、ネジ用の穴(タップ穴)をワンステップで開けることを主な目的としています。ネジのサイズを指定して配置し、ブーリアン演算で差し引くだけで、ネジ山付きの穴が簡単に作れます。
寸法変更時に軸方向を指定できる
オブジェクトのサイズを変更するとき、どの軸方向に伸縮するかを選べるようにしています。たとえば高さを変えるときに「上方向だけ伸ばす」「下方向だけ伸ばす」「中心から上下均等に伸ばす」といった指定が可能です。一般的な3Dツールではスケールが中心基準で均等にかかることが多いですが、CAD用途では片側だけ伸ばしたい場面が頻繁にあるため、この機能を入れました。
モデリングツール
- 押し出し — 多角形や星形の断面を押し出して柱を作る(頂点数・半径・高さを指定)
- スイープ — 螺旋に沿ってパイプを伸ばし、コイル(バネ)形状を作る(巻き数・コイル半径などを指定)
- フィレット — 直方体の全エッジを丸める
- 面取り — 直方体の全エッジを45°でカットする
どれも作った後からパラメトリックパネルで数値を変えて形を調整できます。フィレットと面取りは現在、直方体のみ対応です。
変換ツール
- ミラー — 対称コピー
- 配列コピー — 等間隔に複製
- 整列 — オブジェクト同士を揃える
- 等間隔配置 — 均等に並べる
操作・編集
- 移動・回転・拡縮(ギズモ操作)
- Shift+クリックで複数選択(オブジェクト一覧からも可)
- 頂点編集モード
- 測定ツール(距離を計測)
- スナップ機能(正確な位置合わせ)
- Undo / Redo(操作履歴パネルから好きな時点に戻ることもできます)
ビュー機能
- 4分割ビュー — 正面・上面・側面・パースを同時表示
- 断面表示 — X/Y/Z軸で断面カット
- ワイヤーフレーム表示
- 背景色・露出・環境光のカスタマイズ
マテリアル編集
オブジェクトごとに色や質感を変更できます。
インポート・エクスポート
- 読み込み: GLTF / GLB / OBJ / STL(ファイルを3Dビューにドラッグ&ドロップするだけでもOK)
- 書き出し: STL(3Dプリンター用)/ DXF(CADソフト用)/ OBJ / GLTF
- 他の3Dソフトで作ったモデルを読み込んだり、作ったモデルを書き出せます
- スクリーンショット機能もあります
データ保存
ブラウザに自動保存されるので、作業を中断しても続きから再開できます。名前を付けて保存スロットに残すこともできます。
大きなモデルや、別のPCで続きを作りたいときは、Exportの「プロジェクト(JSON)」でファイルに保存できます。Importで読み込めば、編集できる状態のまま再開できます。
使い方
- アプリにアクセスする
- 左パネルから図形を選んでクリック → 3Dビューに配置される
- ツールバーで移動・回転・拡縮を切り替えて編集
- 右パネルでサイズやマテリアルを調整
- 完成したらExportで書き出し
ショートカットキーにも対応しています:
| キー | 操作 |
|---|---|
| Q | 選択モード |
| W | 移動 |
| E | 回転 |
| R | 拡縮 |
| V | 頂点編集 |
| M | 測定 |
| F | 選択オブジェクトにフォーカス |
| Ctrl+Z | 元に戻す |
| Ctrl+Y | やり直す |
| Ctrl+D | 複製 |
| Delete | 削除 |
| Esc | 選択解除 |
アップデート履歴
2026年10月14日
- 元に戻す・保存・再読み込みで、ブーリアン演算やインポートした形が立方体になってしまう不具合を修正
- 4分割ビューが正しく並ばない不具合を修正
- カメラを回した後に選択が外れてしまう不具合を修正
- フィレット・面取りを、直方体の全エッジを実際に加工する方式に作り直し
- 押し出し(多角柱・星形)とスイープ(コイル)を数値で調整できるように改良
- プロジェクトファイル(JSON)の保存・読み込み、ドラッグ&ドロップでのインポートに対応
今後の予定
現在デモ版として公開中で、引き続き機能追加・改善を進めています。フィードバックがあればぜひコメントください。(正直デバックしきれてない…)
サブスクも考えていますが、世の3dcadよりは安くすると思います。それに伴い、機能もいくつかサブスク用へ移すかもしれません



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