3Dプリンターを買うときに調べたことまとめ

サブカル

前回と内容が被るところもありますが、今回も3Dプリンターについてお話しします。

前回は3Dプリンターを購入した経緯や使用感についてお伝えしましたが、今回は実際に購入するにあたって調査した内容について書いていきます。購入を検討している方や興味のある方にとって、参考になる情報が含まれるかもしれませんので、ぜひ最後までご覧ください。

前回のお話↓

3Dプリンターの主要な方式とその特徴

3Dプリンターを選ぶ際には、様々な方式がありますが、家庭用で主要なものには『熱溶解積層方式』『光造形方式』があります。それぞれの方式にはメリットとデメリットがありますので、以下にそれぞれの特徴を詳しく解説していきます。

熱溶解積層方式(FDM方式)

熱溶解積層方式は、フィラメントと呼ばれるプラスチック素材を加熱して溶かし、層を積み重ねて造形していく方式です。代表的な方式として、FDM(Fused Deposition Modeling)があります。

フィギュア作らないならこっちでもいいと思います。
仕事で建築模型やモック品、治具など積層痕が気にならないものを作るとかならこちら。

メリット:

気楽!!

  1. 低コスト: FDM方式の3Dプリンターは比較的低価格で入手できます。しかし、価格帯が幅広く、安価な中華品を選ぶと、設定に関する四苦八苦する可能性があります。(逆にそういう楽しみ方もあるよね)
    私がFDM方式にするなら、少し効果ですがモバイルバッテリーで有名なAnker製にしようと考えていました。
  2. 幅広い素材対応: 様々な種類のフィラメントが市場に出ており、プラスチック以外の素材も使用可能です。レインボーカラーとか樹脂風とかいろいろあります。
    光造形のレジンに比べると安い(と思う)
  3. 比較的短い印刷時間: 熱溶解積層方式は高速な印刷が可能であり、大きなオブジェクトでも比較的短い時間で印刷が完了します。
  4. 印刷サイズ:本体価格に対して大きいものを印刷できます。着ぐるみのヘッドを作っている記事・動画を見たことがあります。

デメリット:

  1. 表面の粗さ: 積層方式の特性上、造形物の表面に積層痕が残りやすい場合があります。
  2. 制約された精度: 精密な造形や細かいディテールの表現が難しい場合があります。(寸法が狂うというわけではないです!)

ここにあげたデメリットも年々改善されてきているように見える。

自分が今買うなら

Ankerのやつ

Crealityもよく見る気がする

お金に糸目をつけないならこれかな。フィラメントの自動切り替え機能がすごい。

光造形方式

光造形方式は、UVレーザーやUV LEDなどの光源を使用して、光硬化性の樹脂を層状に硬化させて造形していく方式です。代表的な方式として、SLA(Stereolithography)やDLP(Digital Light Processing)があります。

高速硬化を売りにしていても専用のレジン液が必要だったりするから注意してください。

メリット:

なんと言ってもクオリティ!!

  1. 高精度な造形: 光硬化性の樹脂を使用するため、非常に高精度で滑らかな表面仕上げが可能です。
  2. 細かいディテールの表現: レーザーやLED光源の繊細な制御により、細かいディテールを表現することができます。

デメリット:

  1. 高価格: 光造形方式の3DプリンターはFDM方式に比べると一般的に高価格です。
  2. レジン液の処理が面倒: 造形後にレジン液をアルコールで洗浄する必要があり、手間や時間がかかります(水洗いレジンなら水洗いOK!!!)。二次硬化用のライトや高周波洗浄機も出来れば欲しい。フィルター付いているマスクもあったほうが良いですし、印刷時の排気も必要です。
  3. 高さに依存する印刷時間: 光造形方式は、印刷物の高さに依存して印刷時間が決まりますが、印刷物を横や斜めに配置することで、高さを低くできますし、同じ高さのものであれば同時に複数のオブジェクトを印刷しても時間が延びることはありません。
  4. 印刷サイズ:FDM方式に比べると小さい。一応、印刷物の置き方(斜めに設置など)を工夫すればレジンパレットの面積以上のものも作れます。またパーツ分けすることでも大きいものも作れます。

今買うなら

やっぱりANYCUBICかなぁ

あとはCrealityかな(この価格でレジン自動追加とフィルター付いてるの良いね)

まとめ

熱溶解積層方式と光造形方式、それぞれの方式には特徴があります。使用目的や予算、求める精度などに応じて、適切な3Dプリンターを選ぶことが重要です。

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