光造形3Dプリンターを買った話『ANYCUBIC Photon Mono M5s』

サブカル

こんにちは、皆さん!今日は、今年の始めに購入した3Dプリンターについてお話しします。この記事では、3Dプリンターを購入する際に考えたポイントや、実際に使ってみた感想をシェアしていきます。家庭用3Dプリンターに興味がある方や、購入を検討している方の参考になれば幸いです。それでは、さっそく始めましょう!

年始に買った3Dプリンター

新しい年の始まりに、私は念願の3Dプリンターを購入しました。以前から3Dプリンターに興味がありましたが、実際にどのモデルを選ぶべきか迷っていました。リサーチを重ね、ついに自分に合った3Dプリンターを見つけました。

それがこちら『ANYCUBIC Photon Mono M5s』

3Dプリンターを買うときに考えたこと

3Dプリンターを購入する際には、以下のポイントを重視しました。

  1. 使用目的
    何を作りたいのかを明確にすることが重要です。私は特にフィギュアの制作に興味があったため、高精度な造形が可能な光造形方式(SLA/DLP)の3Dプリンターを選びました。
    大きいものを出力したい場合は、パーツ分けすることで出来なくもない。
  2. コスト
    本体価格だけでなく、消耗品のコストも考慮しました。フィギュア制作には高精度が求められるため、多少のコストがかかっても光造形方式が適していると判断しました。
  3. 使いやすさ
    初心者でも操作が簡単で、メンテナンスがしやすいモデルを選びました。レビューやユーザーフィードバックを参考にし、トラブルが少ない機種を選定しました。
    今回購入したものは初心者が陥りやすい『高さ調整』を自動で行ってくれる機能があるのがこのモデルにした決め手でした。(印刷サイズも申し分ないし)
  4. メーカー
    信頼できるメーカーを選ぶことも重要です。私は最終的に『ANYCUBIC』の3Dプリンターを選びました。ANYCUBICはセールを頻繁に行っており、リーズナブルな価格で購入できることが多いです。また、最大手メーカーの一つであり、信頼性と安心感があります。
    私の購入時は63,000円程度でしたが、今はさらに安くなって56,000円ぐらいになっています。(セール+ポイント込み)
  5. (補足)**熱溶解積層方式 (FDM: Fused Deposition Modeling)**について
    たぶん、みなさんが3Dプリンターで思い浮かべるのはこちら。この方式は、プラスチックフィラメントを溶かして層ごとに積み重ねていくことで立体物を作り上げます。
    以下がFDMの主な特徴です。
    材料費が比較的安価で、多くの種類のフィラメントが使用可能です。
    操作が簡単で、初心者でも扱いやすいです。
    ・プリンター本体が比較的安価で手に入りやすいです。
    ・出力サイズが光造形に比べて大きい。(途中で反って失敗したという話もよく聞きますが)
    積層痕が出やすく、表面が少しザラザラした仕上がりになります。
    精密な造形には向いておらず、特に細かいディテールが要求されるフィギュア作成には不向きです。
  6. (補足2)光造形方式の面倒くささ
    レジン液を使うので、処理とそれ関連の道具が増えるのが面倒です。(フィルター付きマスク、無水エタノール、洗浄用トレー、キムワイプ的なやつ、高周波洗浄機(あると便利)、2次硬化用ライト(あると便利2)etc…
    お手軽さで言えばFDM方式の方が圧倒的です。多分必要なのがスクレーパーぐらい。
    光造形は面倒なところは確かにあるけど、一括印刷サイズ以外はFDM方式に出来て光造形方式にできないことはないんじゃないかと思います。

使ってみた感想

実際に3Dプリンターを使ってみた感想は以下の通りです。

  • 高精度な造形
    光造形方式の3Dプリンターは期待以上の高精度で、細かいディテールも美しく表現できます。フィギュアの仕上がりは滑らかで、積層痕もほとんど目立ちません
  • 使いやすさ
    初心者でも直感的に操作でき、セットアップもスムーズでした。メンテナンスも思ったより簡単で、安心して使用できています。
  • 造形後の処理: 光造形方式の3Dプリンターは高精度ですが、造形後の処理が少し面倒です。しかし、私は水洗いレジンを使用しているので、通常のレジンよりも手間が減り、簡単に洗浄できます。このおかげで、後処理が楽になりました。(普通のレジンより少し高いですがそれ以上に楽です)
    ※普通のレジンは造形後にアルコール洗浄が必要なります。メンドイ…
  • コストパフォーマンス
    樹脂の価格は高めですが、その分の価値があります。高品質なフィギュアを作成できるので、コストに見合った満足感を得ています。

実際に作ったのがこちら。
(縦に伸びているのはサポート材で、FDM方式の3Dプリンターを作るとしても必要になります。)
見えずらいですが積層痕は全然目立たず、サポート材痕以外のやすり掛けはいらないレベルです。(ある程度は塗装で埋まるので)

※このサポート材のつけ方は良くないです!

まとめ

3Dプリンターを購入する際には、自分の使用目的や予算、使いやすさをしっかりと考えることが大切です。私は光造形方式の3Dプリンターを選び、大変満足しています。これからもさまざまな作品を作りながら、3Dプリンターの可能性を探求していきたいと思います。

まずはblenderとお友達になってモデリングできるようにならないと…

おわり!

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